このブログは株式会社トミーウォーカーのPBWゲーム『シルバーレイン』のキャラクター「霧崎真司」及び「霧崎修司」のブログです。霧崎兄弟の日々の記録や背後との対話を載せています。
興味のない方、関係ない方はここで戻ることを推奨いたします。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
――霧崎神社 1月1日 AM10:00――
真司「うぅ……相変わらず……凄まじい人数だ……」
ぼやくは真司。この間、壮絶な勢いでおみくじを数枚捌き切る。
修司「そう言わないの、兄ちゃん!いつものことじゃないの?」
同じく本殿にて整理を行っていた修司、言葉を交わし数秒にて仕事に戻る。
そう、1月1日は……。
初詣のラッシュ。付近に住まう人々が一気に集まる、神社の人間にとっては修羅場な一日。
真司(だとしてもこの人数…絶対に近隣住民だけじゃないよな……)
霧崎神社は決して大きい神社ではない。ごく普通の住宅街の中にある、小さな神社だ。
だが、この日参拝に訪れた人の数は……
明らかにその許容人数を越えている。と言うか、拝殿に列が出来ている。
これは明らかに異常だ。近隣に住む人々の数を明らかに上回っている。
だが、それは説明が付いた。
真司には答えが頭の中に浮かんでいたからだ。
真司「……父さん、だよなぁ……。明らかに……」
霧崎兄弟の父。すなわち、現霧崎神社宮司。
そう、彼らの父親は凄まじいまでの人徳持ちであり、皆から慕われる存在だった。
修司「その父さん、実は楽してるんだけどね……」
ため息交じりで答える修司。
今頃父は……二人に全てを任せて一人逃げている……。
父いわく、「これも修行のうちだ!」だとか。
勿論これは言い訳であり、本心はこの多数の参拝客に揉まれたくないだけ。
……いいのかそれで?
真司「はぁ……僕らがしっかりしろ、ということかな」
修司「そういうことなのかもね…。母さん居るだけマシだけどさ」
母はしっかりしているらしく、先程から忙しく回っているようだ。
二人はお互いに再びため息をつきつつ、与えられた仕事はしっかりとこなすのだった……。
真司「うぅ……相変わらず……凄まじい人数だ……」
ぼやくは真司。この間、壮絶な勢いでおみくじを数枚捌き切る。
修司「そう言わないの、兄ちゃん!いつものことじゃないの?」
同じく本殿にて整理を行っていた修司、言葉を交わし数秒にて仕事に戻る。
そう、1月1日は……。
初詣のラッシュ。付近に住まう人々が一気に集まる、神社の人間にとっては修羅場な一日。
真司(だとしてもこの人数…絶対に近隣住民だけじゃないよな……)
霧崎神社は決して大きい神社ではない。ごく普通の住宅街の中にある、小さな神社だ。
だが、この日参拝に訪れた人の数は……
明らかにその許容人数を越えている。と言うか、拝殿に列が出来ている。
これは明らかに異常だ。近隣に住む人々の数を明らかに上回っている。
だが、それは説明が付いた。
真司には答えが頭の中に浮かんでいたからだ。
真司「……父さん、だよなぁ……。明らかに……」
霧崎兄弟の父。すなわち、現霧崎神社宮司。
そう、彼らの父親は凄まじいまでの人徳持ちであり、皆から慕われる存在だった。
修司「その父さん、実は楽してるんだけどね……」
ため息交じりで答える修司。
今頃父は……二人に全てを任せて一人逃げている……。
父いわく、「これも修行のうちだ!」だとか。
勿論これは言い訳であり、本心はこの多数の参拝客に揉まれたくないだけ。
……いいのかそれで?
真司「はぁ……僕らがしっかりしろ、ということかな」
修司「そういうことなのかもね…。母さん居るだけマシだけどさ」
母はしっかりしているらしく、先程から忙しく回っているようだ。
二人はお互いに再びため息をつきつつ、与えられた仕事はしっかりとこなすのだった……。
PR
この記事にコメントする