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真司「うぅ……相変わらず……凄まじい人数だ……」
ぼやくは真司。この間、壮絶な勢いでおみくじを数枚捌き切る。
修司「そう言わないの、兄ちゃん!いつものことじゃないの?」
同じく本殿にて整理を行っていた修司、言葉を交わし数秒にて仕事に戻る。
そう、1月1日は……。
初詣のラッシュ。付近に住まう人々が一気に集まる、神社の人間にとっては修羅場な一日。
真司(だとしてもこの人数…絶対に近隣住民だけじゃないよな……)
霧崎神社は決して大きい神社ではない。ごく普通の住宅街の中にある、小さな神社だ。
だが、この日参拝に訪れた人の数は……
明らかにその許容人数を越えている。と言うか、拝殿に列が出来ている。
これは明らかに異常だ。近隣に住む人々の数を明らかに上回っている。
だが、それは説明が付いた。
真司には答えが頭の中に浮かんでいたからだ。
真司「……父さん、だよなぁ……。明らかに……」
霧崎兄弟の父。すなわち、現霧崎神社宮司。
そう、彼らの父親は凄まじいまでの人徳持ちであり、皆から慕われる存在だった。
修司「その父さん、実は楽してるんだけどね……」
ため息交じりで答える修司。
今頃父は……二人に全てを任せて一人逃げている……。
父いわく、「これも修行のうちだ!」だとか。
勿論これは言い訳であり、本心はこの多数の参拝客に揉まれたくないだけ。
……いいのかそれで?
真司「はぁ……僕らがしっかりしろ、ということかな」
修司「そういうことなのかもね…。母さん居るだけマシだけどさ」
母はしっかりしているらしく、先程から忙しく回っているようだ。
二人はお互いに再びため息をつきつつ、与えられた仕事はしっかりとこなすのだった……。
全員:あけましておめでとうございます!!
真司:2008年をついに迎えましたね!
修司:ボクは去年ここに来たから…初めての年越しかな?
背後:そうだな。今年一年がまた良き年であるように、だ!
真司:さて、それじゃみんなの抱負でも語ろうか?
修司:賛成!と言うかボクはもう行動に移っちゃったけどね(微笑)
背後:そういえば昨日何だか紙を持ってたけど…アレってもしかして?
真司:修司、結社の入団届け持ってなかった?
修司:うん、昨日書いて年明けと同時に結社に出してきた♪
背後:おぉ、早いな修司。団長さんもすぐに受理してくれたみたいだしな。
修司:ちょっと前から行きたいなって思ってたんだ♪その結社は…【~clear crime~】!
背後:おぉ、魔法少女の本拠地じゃないか(邪笑)
修司:それは言わないお約束…でも、行きたかったのは純粋に雰囲気が楽しかったから、だよ。
背後:いい事だ。存分に楽しむんだぞ?
修司:うん!では、兄ちゃん、今年の抱負は?
真司:僕は…そうだなぁ。『より一層の癒しを与えられる存在に』かな?
背後:うん、真司らしいな。きっと叶う事だろう。その想いが強い君ならば…ね。
真司:ありがとう。僕もできる限り頑張ろうと思う。さて、修司は?
修司:ボクは『護るべきものは護り通す』かなぁ。
背後:これも修司らしい。力の使い道が定まれば、後は突き進むのみだ!
修司:一人でも多くの人を助けたい。その想いは兄ちゃんと一緒だよ♪
真司:うん、一緒に頑張ろうな! …背後は?
背後:私か?私は……秘密だ!
修司:えー?フェアじゃないよー?
真司:白状しなさい背後?
背後:や・だ♪ っと、そろそろ時間だ!それじゃ二人とも!
真司:逃げた!…まぁいいか。では……本年も僕、霧崎真司と!
修司:ボク、霧崎修司!そして…
背後:その背後である私を…
全員:どうぞよろしくお願いします!!
修司:まったくもぅ……何であんなに厄介な敵多いんだよぅ……。
背:紫刻館か?確かに黒の住人のウザさは半端じゃないな……。
修司:毒は食らうわJC貰いまくるわで…何度戦闘不能になったことか。
背:真司が光の槍を持ってなかったら詰んでたな、アレ。
修司:結局叢雲メンバーやクリクラの人たちの助けがないとクリアできなかったし……。
背:真司にも礼を言っておくんだぞ?何だかんだで頼りにしてただろう。
修司:わかってるよ。それにしても……柊さんやカズマ先輩、有月先輩たちは……
背:あれを最短攻略しようって言うんだから恐ろしいよな……。
修司:今度コツを訊いてみようかな……。
背:そうしてくれ。こっちも時間が短くなるのは都合がいいんでな。
修司:そして背後、何より今日凹んだのは……
背:あと「69」の経験値、か?
修司:…。(無言で涙目)
ゴースト退治も楽じゃないね、ホント。
術式タイプの敵ばかりで攻撃が痛い痛い……。
能力が低い訳じゃないんだけど……。
中間の能力ってやっぱり穴になるよなぁ……。
まぁ、それで術式装備に変えると今度は気魄で滅多打ちにされるし……。
これで付き合うしかないか……。
何とか兄ちゃんの治癒符で戦線維持できるし。
さて、明日もまた赴くとしよう。
目指すはレベル35!
せっかく貰ったこの二品、無駄にするわけにはいかないし……ね!
何で突然あんなことを……。
……そりゃ、僕は結社が立ち上がった当時から居たけど……。
でも、やっぱり唐突過ぎるよね……。
ヤマトさんや水音ちゃんにはすぐに言えた。けど……。
なぜか彼女だけは「さん」呼びだったんだよね……。
思い切って名前で呼ぶ事にしちゃったけど……。
……これで、よかったのかも。
僕自身、踏ん切りがついたってこと……なのかな。
今まで自分で壁を作っちゃってたみたい……けど。
今はそれは無い、そう確信できる。
これからも大切な仲間として……
改めて、感謝とよろしくを。
僕は……
